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ストロボ(フラッシュ)とは?

ストロボ(フラッシュ)(フラッシュ、Strobe/Flash、仏: Flash)は、写真撮影において一瞬の強い光を発生させる装置です。ストロボは、暗い環境での撮影や、動きの速い被写体を凍結させるために使用されます。フォトスタジオでは、照明を補完し、被写体に適切な露出を与えるために不可欠なツールです。

歴史と言葉の由来

ストロボの技術は、19世紀後半に遡ります。初期のフラッシュは、フラッシュパウダーを燃焼させて強い光を発生させるものでした。これが改良され、20世紀初頭には電気フラッシュが開発され、より安全で効率的な照明が可能となりました。1960年代には、エレクトロニクスの進歩により、現代のストロボが普及しました。

「ストロボ」という言葉は、英語の「stroboscope」に由来し、連続的な光の閃光を利用して高速で動く物体を観察する装置を意味します。フランス語では「flash」と呼ばれ、同じく閃光を意味します。

実際の使われ方

フォトスタジオでのストロボの使い方は多岐にわたります。以下は、ストロボの主な使われ方です:

1. ポートレート撮影 - ポートレート撮影では、ストロボを使用して被写体の顔に均一で柔らかい光を当て、自然で美しい写真を撮影します。ディフューザーやソフトボックスを併用することで、光を柔らかくします。

2. 商品撮影 - 商品撮影では、ストロボを使用して製品に対して明るく均一な光を提供し、細部を鮮明に写します。反射を防ぐために、ライトシェイパーやリフレクターを使用します。

3. 高速撮影 - ストロボは、速い動きを凍結させるために使用されます。例えば、水しぶきやスポーツの瞬間を捉える際に、短いフラッシュの閃光で動きを止めることができます。

4. バックライト - ストロボを被写体の背後に配置して、輪郭を強調し、被写体を背景から引き立たせる効果を生み出します。これにより、立体感のある写真を作り出すことができます。

ストロボの種類

ストロボにはいくつかの種類があります。主なものは以下の通りです:

1. オンカメラフラッシュ - カメラの上部に取り付けるタイプのフラッシュで、手軽に使用でき、持ち運びが便利です。小型でポートレートやイベント撮影に適しています。

2. オフカメラフラッシュ - カメラから離れた位置に設置するタイプのフラッシュで、自由な光の方向と配置が可能です。スタジオ撮影やクリエイティブなライティングに使用されます。

3. モノブロックストロボ - 一体型のストロボで、強力な光量を持ち、スタジオ撮影でよく使用されます。高い出力と短いリサイクルタイムが特徴です。

4. リングライト - カメラレンズを囲むように配置されるフラッシュで、均一な影を作らない光を提供します。ポートレートやマクロ撮影に適しています。

ストロボの調整方法

ストロボの設定は、撮影条件に応じて調整する必要があります。以下は、基本的な調整方法です:

1. 光量の調整 - ストロボの出力を調整して、被写体に対する光の強さをコントロールします。明るすぎる場合は出力を下げ、暗い場合は出力を上げます。

2. 照射角度の調整 - ストロボの照射角度を調整して、光が当たる範囲を変えます。広い範囲を照らす場合は照射角度を広く、狭い範囲を強調する場合は狭くします。

3. 光の方向と配置 - ストロボの位置と角度を調整して、光の方向を変えます。被写体に対して正面から照らすとフラットな光、側面から照らすと立体感のある光が得られます。

まとめ

ストロボ(フラッシュ)は、フォトスタジオでの写真撮影において不可欠な装置です。歴史的には、フラッシュパウダーから始まり、電気フラッシュの発展を経て、現代の高度なストロボ技術が確立されました。ストロボの適切な使用は、被写体に対して均一で自然な光を提供し、高品質な写真を作り出すために重要です。ポートレート撮影から商品撮影、高速撮影まで、さまざまな用途でストロボを活用することで、プロフェッショナルな仕上がりを実現できます。



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